基礎研究留学と臨床研究留学
医師の留学は大きく分けて基礎研究留学と臨床研究留学に分けられます。基礎研究留学は、海外の研究機関で細胞や動物を使って疾患の病態解明や治療法開発のために研究を行うことです。臨床研究留学は、海外の病院で患者さんの画像データなどを解析して疾患の病態解明や治療の有効性などを評価することです。手術を見学することもできます。
医師の留学は大きく分けて基礎研究留学と臨床研究留学に分けられます。基礎研究留学は、海外の研究機関で細胞や動物を使って疾患の病態解明や治療法開発のために研究を行うことです。臨床研究留学は、海外の病院で患者さんの画像データなどを解析して疾患の病態解明や治療の有効性などを評価することです。手術を見学することもできます。
留学には先輩医師の紹介が必要なことが多いです。当科の医師の留学先は、ジョンズ・ホプキンス大学ウィルマー眼研究所(ボルチモア)、ハーバード大学マサチューセッツ眼科耳鼻科病院(ボストン)、硝子体網膜黄斑コンサルタント(ニューヨーク)、カリフォルニア大学ロサンゼルス校シュタイン眼科学研究所(ロサンゼルス)などがあります。
留学期間中は医師としての日常業務から離れ研究活動に集中することができます。また、留学生活を通じて国際的な幅広い視野を身につけることができます。さらに、留学先には他大学の日本人医師も留学していることが多く、大学の垣根を超えた交流ができますし、このような繋がりは帰国後も貴重な財産となります。
海外で基礎研究に没頭できるという貴重な経験をさせていただきました。3年間のボストン生活は、我々家族にとって非常に思い出深い人生の1ページとなっています。他大学から留学されていた先生方も公私にわたり協力してくださり、充実した留学生活を送ることができました。帰国後も留学先で知り合った先生方とは繋がりがあり、いろいろな刺激を頂いています。現在の充実した日本での生活があるのは留学のお陰と言っても過言ではありません。